業界用語は難しい? (その7)
容器を扱っていると当たり前のように使っている言葉ですが、思いのほか業界でもうまく説明できなかったり、漢字が違っていたり、文字で見なければ意味が分からないものがあります。
今回は見積もり時や採用時のやり取りに関わる3つの言葉をご紹介いたします。(同じ業界でも企業や地方によっても言い方が変わる場合もあります)
※アウトライン/近年印刷を行う場合に入稿はデータでのやり取りが基本となります。入稿の際、版下データはイラストレータというソフトを使用したデータでやり取りするのですが、文字フォント(例えばゴシック体や明朝体などの文体のプログラムデータ)がデータ内に入っていると、入稿の際、不具合が発生する場合があります。文字自体を埋め込みフォントから図形化することをアウトライン化するといいます。ちなみにイラストレータデータが無い場合、デザインを入稿する為にデータ作成を行う必要があり、別途デザイン作成代が発生する場合があります。
※ロット(LOT)/大変良く使用する言葉ですが、製造や販売に近くない業界ではあまり聞かないかも知れません。1回の発注単位又は1回の生産単位のことをあらわします。見積りなどでもロットによって単価が変わってきます。経済ロットとは製造サイドでも最も効率良く生産できる単位ですが、基本的に数量は大きくなります。
↓見積りベースでは希望数量に出来るだけ近い表記をしますがこの数量をロットという場合もあります。
↑見積りでは原則部材販売のため税別表記にて表記されます。
※税別単価/容器資材の場合、基本的に最終消費材ではないという要素と、商習慣の上でも、単価は原則消費税別途表示で見積り記載しています。最近は個人の方や、小売業に近い業種の方からの問い合わせが多く、見積りの見方で認識違いが発生することもあります。消費税も上がってきている為、今後より一層、認識の擦り合わせが必要になります。
以上今回はお客様と営業とのやり取りで関わってくる3つの言葉でした。