「包材」と「容器」の取り扱い業者の違いとは?
容器を取り扱っているとお客様より包材やその他資材の依頼をいただくことがあります。
包材の中でも個装パッケージなどは既にお取り引きされている企業様に依頼されることが多いのですが、容器と一緒にご注文いただく場合もあります。
容器会社によっては個装パッケージの仕事を引き受けない会社もあるようですが、容器会社またはパッケージ会社が容器・包材ともにプロデュースすることで、お客様にとってもメリットが出る場合があります。
1:トータルデザインのアプローチがスムーズになる
容器会社と包材会社は製造工程が全く違うためほぼ異業種に近い棲み分けがなされています。しかしお客様にとっては1つの商品をつくる過程でいずれも必要になる場合があると思います。別々に依頼するよりもまとめて依頼することで開発の短縮につながります。
2:印刷工程の違いによるデザイン判断がスムーズ
例えばシルク印刷といっても容器のシルク印刷と個装箱の印刷では生産の方法が全く違います。立体物に直接印刷する容器印刷と平面で印刷する紙などの印刷ではデザインの制限において、大幅に違いがでます。個装箱で考えたデザインが容器では印刷できず、結果デザイン変更を余儀なくされたり、納期が大幅にずれたりする場合があります。
容器と箱の仕事を引き受けた場合はどちらの印刷も制約条件を踏まえた上でアドバイスできるので、結果お客様の負担を軽減することなります。
その他メリット・デメリットはあると思いますが、一括でまとめた情報を提示することで場合によってはスムーズにいく場合があります。是非ご相談ください。